【暮らし】羽毛布団のメリット・デメリット・お手入れ方法

軽くてあたたかい、もはや冬には欠かせない羽毛布団。
実際にはどんなメリット・デメリットがあるのかご存知ですか?
今回は羽毛布団の特徴や使用するメリット・デメリット、お手入れ方法についてご紹介します。
目次
羽毛布団とは?

羽毛布団とは、水鳥の羽毛が使われている布団の事。
冷たい水の中でも体温を維持できる水鳥の羽毛は、空気を含みやすく断熱性が抜群です。
・ダック
・グース
・マザーグース
ダックは鴨(アヒル)、グースはガチョウの羽毛が使用されており、それぞれに特徴があります。
特徴 | |
---|---|
ダック |
・価格が比較的安い ・小柄なため、ひとつひとつのダウンは小さい |
グース |
・軽量でもボリュームが出る ・ダックに比べてにおいが少ない |
マザーグース | ・グースよりも軽く、ボリュームがある |

続いては、羽毛布団と羽根布団、どのような違いがあるかをご紹介します。
まず、羽毛と羽根の違いをご存知でしょうか?
羽毛と羽根の違いとは?
羽根(フェザー)は羽軸(羽根の中心の硬い軸)がついていますが、羽毛(ダウン)は羽軸がなく、フワフワとした綿毛のような形をしています。
羽毛は胸部などに密集して生えており、より身体をあたたかく保つ役割を持っています。
羽毛布団と羽根布団は、使われる羽毛と羽根の割合によって区別された呼び方になります。
「羽毛布団」
・使われている羽毛が50%以上
・保温力、吸湿性に非常に優れているため、冬におすすめ
「羽根布団」
・使われている羽毛が50%未満
・通気性に優れているため、春・秋におすすめ
・弾力があり、型崩れしにくい
羽根布団は通気性が良く、春や秋に使いやすい肌掛布団によく使われています。
羽毛布団は羽根布団よりも保温力が高いので、真冬には羽毛布団がおすすめです。
そんなおすすめの羽毛布団のメリット・デメリットを見てみましょう。
羽毛布団のメリット・デメリット

軽い
軽くて寝返りも打ちやすいので、よく寝返りをうつという方には羽毛布団がぴったりです。
吸湿性、保温性が高い
羽毛布団は寝ている間に身体から発生する水蒸気を吸収して発熱する性質を持っています。空気をたっぷり含んだ羽毛布団は保温性が高く、寒い夜もあたたかさが続きます。
長持ちする
定期的に適切なお手入れをしていれば、10年以上快適に使うことができます。
お手入れが簡単
実は、羽毛布団はお手入れが簡単。月に1~2回干すだけで十分なメンテナンスになります。

においが気になる
動物性の天然素材なので、買ってすぐはにおいが気になるという方も。 日干ししたり、使っているうちににおいは薄れていきます。
羽毛が出てくる可能性も
羽毛布団を長く使っていると、生地の目の間から羽毛がでてきてしまうこともあります。 そのまま外に引き抜いてしまうと穴が広がってしまうため、生地の内側からつまんで戻してあげましょう。
アレルギーがある方は注意
上記のように羽毛が飛び出てくるようになってしまうと、アレルギーの原因にも。 しっかりとした生地のものを選びましょう。
羽毛布団のお手入れ方法
・カバーの洗濯はこまめに(週に1回)

睡眠中は、思った以上に寝汗をかくもの。
週に1回程度、カバーをこまめに洗濯すれば衛生的にも安心です。
・干すときは片面1時間程度(月に1~2回)

月に1~2回程度天日干しをすると、ふんわり感が持続します。
干し時間の目安は、片面1時間程度。
カバーをしたまま干すことで生地のダメージを軽減できるのでおすすめです。
・埃を落とすときは粘着クリーナーか掃除機で

叩いて埃を落とすと、生地へのダメージになってしまいます。
お掃除をするときは粘着クリーナーか掃除機を使用しましょう。
・へたってきたら手でもみほぐす

へたってきたら、羽毛の偏りをなくすように手でもみほぐしましょう。
どうしてもふっくらしない、という時は専門のクリーニングに出すことも方法のひとつです。
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ポイントは通気性。
しまう前に、しっかりと干ししましょう。
だいたい片面1時間程度が目安です。
しまっている間に湿気がたまらないように、お手持ちのシーツに包んで収納してください。
ご購入時に入っていた羽毛バッグを使ってもOK。
圧縮袋は羽毛がつぶれてしまうので、できるだけ避けましょう。
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