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2021.07.08

カーテンは、革と同じようにエイジングを楽しむ素材。
使うカーテンを取り替えるだけで、お部屋の雰囲気は変えられます。
カーテンを選ぶ際にちょっと困ること、それは「サイズの測り方」ではないでしょうか。
窓サイズにぴったりのカーテンをお選びいただくために
正しい測り方を順序をおってご紹介してゆきます。

目次

カーテンサイズを測る時、現在お使いのカーテンを直接測ってしまってしまうと、サイズ間違いの元になってしまいます。
カーテンサイズの横幅、高さを測るときには、必ず「カーテンレールを基準に測る」ようにしましょう。

カーテン幅のサイズは、カーテンレールの一番端にある「固定ランナー」と呼ばれる留め具から
測って決めます。
メジャーの端を固定ランナーの中心に合わせ、平行になるようにして測ってください。

(1)装飾レールの場合

装飾レールの場合、レールの端が様々な形になっていますが、
その手前についている固定ランナーの中心にメジャーの端を合わせて、平行に測ります。

(2)出窓の場合

出窓の形状に合わせて緩くカーブしているカーテンレールに沿って、
固定ランナーから測ります。

カーテンレールの幅を測ったら、カーテンの幅を計算します。
レールの幅ジャストサイズにしてしまうと、隙間が空いてしまいます。
「実寸+5%」にし、少し余裕をもたせるのがおすすめです。

カーテンの高さの測り方は、ご自宅の窓のタイプで変わります。窓のタイプは主に3つです。

ここからは、窓別に高さの測り方をお伝えしていきます。

固定ランナーの下から、窓の下までを計測します。
カーテンの丈は、計測したカーテンの高さにプラス15~20センチしましょう。
斜めに差し込む日差しを遮ったり、断熱効果を高めたりすることができます。
下にソファなどの家具を置いている場合は、家具に合わせて少し短めに調節しても大丈夫です。

固定ランナーの下から、床までを計測します。
カーテンの丈は、計測した高さをより1cm程度短くしましょう。
ほつれやホコリの絡まりを防止することができます。

固定ランナーの下から、窓台までを計測します。
レールの位置に寄って注文サイズが異なりますので、まずはご自宅の出窓のレールの位置をご確認ください。

▼レールが窓の手前にある場合

窓の手前(部屋側)に下げるカーテンは、腰窓と同じく、計測したカーテンの高さに
プラス15~20センチほど足したサイズを選びましょう。

▼レールが窓沿いにある場合

出窓の内側に下げるカーテンは、窓の下からマイナス1センチ程の長さにしましょう。

外側にレースのカーテンを下げる場合は、厚手のカーテンよりさらに1cm短いサイズにしておくと、部屋の中から見た時にはみ出さず、見栄えが良くなります。

※出窓などの場合は台から隙間が空きすぎる場合もあるので、お好みで厚手のカーテンと同じサイズにしていただいても大丈夫です。

既製のカーテンでは丈が少し長い…そんな時は各店の「裾上げサービス」をご利用ください。
SAKODAでお買い上げの既製カーテンなら、ぴったりのサイズにお直しします。
詳しくは各店舗のスタッフまでおたずねください。

また、オーダーカーテンの無料お見積り・出張採寸サービスも行っております。
オーダーカーテンのご購入をご検討中の方は、ぜひお気軽に相談くださいませ。

▼カーテンの出張採寸お申し込みはこちら

今回はカーテンサイズの正しい測り方をご紹介いたしました。
採寸のポイントを抑えていれば、あとはお好みの柄や色で選ぶだけですね。

カーテンサイズを正しく測って、それぞれのお部屋にぴったりのカーテンを見つけてみましょう。